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中井祐樹 かく語りき

「いまは大人も弱くなって、違う意見を言われるとダメになっちゃう人が多いです。自分と違う意見をいわれてしまうと、傷つけられたと感じてしまうんですね。かわいそうとしか言いようがないんだけど、そうじゃないんだよ、ということも教えたいですよね」

中井祐樹(なかい・ゆうき) ブラジリアン柔術家。元総合格闘家。1970年、北海道浜益村生まれ。北海道大学法学部中退。札幌北高校ではレスリング部だったが、北海道大学で寝技中心の七帝柔道に出会い、柔道に転向。七帝戦で北大を12年ぶりの優勝に導き、4年生の夏に大学中退。上京してプロシューティング(現在のプロ修斗)に入門、打撃技も身に付けて総合格闘家に。1994年、プロ修斗第2代ウェルター級王者に就き、1995年のバーリトゥードジャパンオープンに最軽量の71kgで出場。1回戦のジェラルド・ゴルドー戦で右眼を失明しながら勝ち上がり、決勝でヒクソン・グレイシーと戦う。このときの右眼失明で総合格闘技引退を余儀なくされたがブラジリアン柔術家として復活。現在、日本ブラジリアン柔術連盟会長、パラエストラ東京代表。

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