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増田俊也 かく語りき

「俺も50歳になって、いまいろいろ考えると、合気道という武道はきちんとその思想や運足を学んでいけば、すごく護身になる武道だと思うんだ。『戦わない』という思想ほどすごいものはない」

増田俊也(ますだ・としなり) 作家。1965年、愛知県生まれ。北海道大学教養部中退。愛知県立旭丘高校で柔道部に入部、七帝柔道に憧れて2浪して北大に入学した。4年生の夏の七帝戦を最後に引退し、大学を中退。北海タイムス社、中日新聞社を経て、2006年『シャトゥーン ヒグマの森』(宝島社)で「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞を受賞。2012年、史上最強の柔道家木村政彦の生涯を追った大部の評伝『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(新潮社)で大宅壮一ノンフィクション賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。2013年、北大柔道部時代の青春時代を描いた自伝的小説『七帝柔道記』(角川書店)で山田風太郎賞最終候補。他著に『VTJ前夜の中井祐樹』(イースト・プレス)、編著に『肉体の鎮魂歌』(新潮社)など。

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